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店主がマイペースに書く、カレーとインドとその他のこと。
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ここ最近は、


物販をディスプレイする棚を作ったり、




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料理をお待ちの間に読んでいただけるように、
小さな本棚も作りました。

インドの絵本や旅雑誌を中心に置いています。


そして、
本が長持ちするようにブックフィルムをつけたりと、、
(図書館の本についてるアレですね、意外と時間がかかります)



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そんな日々です。






相変わらずスローペースですが、
オープンまでもう少しお待ちください。



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コーチンのお気に入りのカフェのロフトにはいつも猫がいて、
それはそれはスローな空気感。
将来、砂の岬にも猫が住むことになるかもね。





 
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食べ物とサリーと建物と、、、この写真に写るすべての色が生きている。

この景色が目に入った瞬間、僕はいつものように奥へ奥へ向かっている。



「市場があれば国家は不要」

藤原新也さんが放った好きな言葉を思い出した。











砂の岬がオープンしてからのお付き合い、
久保田さんに誘われて、年末以来のドラスミールス
そして、スタッフのみなさんとはインドでお会いしてからも久しぶりの再会。


今年に入っての初ミールスをいただきました。
相変わらずおいしくて、久しぶりに食が進みました。


サンバルにはインドからこっそり?持ってかえってきたドラムスティックも入っていて、
味はもちろん、食感も楽しみました。


店で出す予定の初夏のミールスに向けて、
再びテンションが上がってきましたよ。






シェフのアリさんと料理の話をしている中で、
カレーリーフの話になりました。

僕自身、南インドに行くたびに毎回行事でカレーリーフを持って帰ってくるのですが、
今回は水分が少し残っていたせいか、日本で見たら腐っていました。

その話をしたら、
貴重なカレーリーフを分けていただきました。嬉しい!





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きれいな色。大切に使わせてまらいます。





店で育ててる生のカレーリーフはたったの4鉢で、
すべの料理に生の葉を使うことができません。

もう少し苗を増やしながらも、
沖縄などから本格的に仕入れたい。

メインのカレーにはもちろんですが、
シンプルなポリヤル、サンバルやラッサムに対しては特に、
カレーリーフの香りが左右しますから。




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地の市場でカレーリーフを見ると、いまだにすぐ触りたくなってしまう。
なんでだろう、、この感覚。。






カレーリーフとは長い付き合いになりそうですね。





最近、チャパティやプーリーよく作っています。

春のミールスに向けての試作です。
(&自分が食べたいので)

砂の岬のカレーはタンドールを使ったナンやロティよりも、
ご飯やプーリーのほうがよく合うんですね。

 

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エベレストトレッキングにて。
寒い朝、ロッジの暖炉で体を温めながら宿主が作るご飯を見るのは最高の時間。
少ないまきで自在に火力を調節するのはさすが。

 
 


毎朝のように食べたチャパティ。
トレッキング中、朝に食べるチャパティはサブジやダールに合わせるよりも、
スクランブルエッグやバターやはちみつと。

都会的な柔らかくて、ソフトな質感というよりは、
力強くて、ドライでハードな食べごたえ。

今日一日、山を歩く力になるように、
たっぷりのミルクティーと一緒に最後は胃の中に流し込みます。

 

冬になるとこなものが食べたくなるのは、
やっぱりヒマラヤのせいかもしれません。

 
 

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こんな部屋で食べるご飯は、なんでも美味いにきまってる。
思い出すだけで、身体がうずうずしてきます。

 


 


~ 昔も・今も・これからも・・・インド ~



チェンナイからの飛行機が4時間ほど遅れたせいで、
交通がピークの時間にオールドデリーに向かった。

車は通れない狭い道なので、ピーク時にはなかなか進まない。
閉店時間が迫っているいつものリボン屋までは早くいきたいところ。


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夕方時には人がわんさか。
みんな待つことしないから、ちょっとのことでもめるもめる。。






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何度か通ううちに僕らの趣味を理解してくれてきたリボン屋の兄ちゃん。
手際のいい仕事ぶりにいつも感謝!





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天井まであるリボンのストック。
新作も早いペースで入荷してくるので、古いデザインは特に買い逃さないように。。




相方さんにとって、リボン買い付けは一大イベント。
この時ばかりは僕はサポート役。
すべて指示にしたがって真面目に動きます。(笑)







インドの今を知りたいから、
インド料理を出す食堂やレストラン以外にもデリーでは足を運びます。




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インドではコーヒーもケーキもピザもサンドウィッチも、、僕にはまったく必要なかった以前。
他国の文化や料理をインドで感じたり味わったり、食べる必要はなった。

けど、よく考えれば僕自身のやってることも同じ。
日本人で日本に住んでるのに他国の文化や食べものにあこがれて、、、
インドを含め、たくさんの国を見て食べて空気を感じて、、
その体験も経験もすべて自分の店に吹き込まれてる。

インド人が他国の料理にはまって、
他国の雰囲気が好きになって、
ここインドで形にしたとき、
それはインドのフィルターを通って形になる。
そこには本家にない独特な空気感が生まれる。

僕は本当にインドが好きで、
頭の中にある沢山のインドのグッとくる部分を
相方や家族とともに、自分の店で形にしてきた。

リアルなインドにしたいけど、
でもリアルなインドではなくて、
僕の、砂の岬のフィルターを通しての形。

現地でも同じような境遇で店を作っている人たちがいて、
そういう店の空気を味わいたい。


それは日本で味わうのとまた違う刺激になるから。。


そして、
もっともっと自分の店が好きになるだろうし、
いい店にしたいっていう想いも継続できるし。




次、インドに行くのは1年後かなぁ、、。



この気持ちがなくなりかけたら、またインドに行こう。



そのために日本での日々をがんばろう。


 



マドゥライからカライクディに移動し、
のんびりと過ごした。


もちろんここではノンベジを。。


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チキンやマトンやフィッシュのグレイビーアイテムやフライアイテム、そしてエビやカニ(Nandu masala)も。選んでとれるのはうれしいけど、だいたい冷めてるよなぁ、。




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チキングレイビーとマトングレイビー、そしてフィッシュカレーとカレーリーフグレービーのチキン(Karuvepillai Chicken)。ノンベジだってバナナの葉によく似合う。



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カントリーチキンとエッグフライ、そして名物エッグパロータ(Kothu Parotta)。
ブレッド系のなかではやっぱりパロータが一番好き。




夜行列車で再びチェンナイへ向かい、
チェンナイではベジを中心に食べた。



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パクチーイディヤパム(そうめんみたいなもの)<Malli Sevai>
バナナの花のワダ<Vazhapoo vadai> 
パクチーウタパム(チヂミのようなもの)<Malli Uthappam>

 


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胃にもたれないオイルやスパイス使いのヘルシーベジレストランで食べたセットは使う素材が通常のベジレストランと違い面白かった。
ラギロティ(インドの穀物であるヒエ)とアキロティ(お米、ライスフラワー)。特にラギロティはもっちりとして歯触りも良く美味しく、デザートのパヤサムもラギを使っていてこちらもビジュアルともにGOOD






次はデリー。
インド料理は控えめにして、新しいカフェやショップ探しと買い付けだ。。
 

 


~MESSとKONGUNADU~



チェンナイにはチェティナードを掲げているレストランはたくさんあって、
カライクディに近いのにマドゥライではわざわざ掲げてるような店は少なく感じる。

それはマドゥライのノンベジ系のレストランではチェティナードテイストというまでもなく、
すでになじんでいることなのか、それともMESS CULTUREの方が町に浸透しているのか、、。



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基本のベジミールス(左)に、チキン(kallikattu Chicken Gravy)とフィッシュ(Cheela Fish Chop)をプラス。
チキンはココナッツミルクを使わず、トマトとオニオンをベースにチキンのだしがしっかり効いているタイプ。こういうシンプルなチキンカレーって作るの意外と難しいし、日本では無理な気がする、、。それにしても美味いなぁ。
フィッシュはタマリンドをバシっと効かせ、ココナッツ感も少ない、タミルの内陸的な味わいのフィッシュカレー。
ぶつ切りのシーラも骨が少なく美味しかった。



基本のミールスをオーダーしなくても、
ライスを注文してチキンやマトンのグレイビーのみを注文したり、
チキンやマトンやフィッシュの揚げ物を別で頼んだりと、
食べ方は様々。


現地のマガジンで見た記事では、
「エビやカニなどのシーフード、
鳩やウズラやウサギ、
そしてマトンに関しては脳みそはもちろん、
肝臓、腎臓、膵臓、腸、骨まですべて使いカレーとして提供する」
なんて書いてあったから、そうとうなノンベジ具合。
(僕自身、ウズラ以降は食べたくありません。ちなみに以前パキスタンでいろいろ食べましたが、脳のマサラは案外美味しかったです。今はもういらないですが。)


チェティナードよりもハードボイルドな感じの庶民派MESS CULTUREに触れ、
夜は久々の高級レストランでビュッフェ。



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左下>ビュッフェに入ってることを期待してたけど入ってなかったのでオーダーしたチキンカレーKongu Kozhi Curry。
(kongunadu とはマドゥライに近い北部のエリア)
トマトとオニオンがいい形で全体の味を作っていて、オイルとハーブとスパイスでの最後の仕上げ感が抜群でかなり美味。。僕にはできません、、腕がよすぎますって感じの味わいだった。前回の旅で空振りしてしまった分、喜びもひとしお。




初めてインドに行ったとき、有名ホテルのレストランで食べたビュッフェがあんまりでそれ以降ビュッフェは避けていましたが、ここのはいろんな意味でよかったなぁ。
メインのカレーはもちろん、スナックやスープ、そしてデザートまでも美味しく、特にノンベジのメニュー構成がよかった。見た目のセンスもよくたくさん学ぶところがありました。



美味しいものを食べたから、
美味しいのが作りたくなってきました。




~コーヒーとチャイとジガールタンダ~



チェンナイはまだしも、
マドゥライにこんなに来るとは思ってもみなかった。

インドのなかで、
一番よく旅してるのが南インド。
その中でもタミルナード、
そして、チェンナイ。

その次がマドゥライ。

ミーナクシテンプルも今までで何度も見てるし、
周辺の商店も結構見尽くしたし。。

それでもここには、
美味しいコーヒーとチャイ、
そしてジガールタンダがあるから、
1日だけでも立ち寄ってしまう。。



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僕らのお気に入りのチャイとコーヒースタンドは3件ほどあって、
それらの店はいつも人でにぎわっている。

特にお勧めはTownhall RoadにあるHOTEL SREE SABAREES
オーダーが入ってからミルクと紅茶を合わせ、最後に渋めの紅茶をグラスに少しそそぐ。
茶葉の味がすこし前に出て、最後に苦みが少し残る感じのここのチャイは砂の岬の原点。


そしていつもチャイつくりに専念している彼の仕事っぷりに見とれながら、
チャイとコーヒーを飲む。

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手渡しでチャイをもらって、ちょっとうれしかった。
砂の岬のチャイものんでほしいなぁ、、なんて思った。




砂の岬のマドラスコーヒーに使用しているコーヒー豆は、
酸味が少なくて、苦みとコクがある南インド産。
ミルクにはもちろん、ブラックでもいける味わいが気に入ってます。

コーヒー豆もここマドゥライのコーヒー屋で買っています。




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当時、挽いた豆の香りとなによりここの店の雰囲気に引き込まれて興奮しながらお店に入っていったのを今でも覚えています。
この店の前を通るたびに、今でもわくわくしてしまいます。

 

カレーの後はチャイやコーヒー!
と行きたいところですが、
ここマドゥライではその前にジガールダンダ。




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ミルクベースにナンナリシロップ、細かく刻んだファルーダ(寒天のようなもの)、そしてアイスをちょこんと乗せたマドゥライの地味に名物な飲み物、ジガールダンダ。カラメルのようなコクのある甘味と食感が癖になります。

タミル語のみのローカル感とこの人だかりが、
いつ見てもうれしい気持ちになります。
美味しいんだからまた来ちゃう、、しょうがないね。。




日本で再現できるかなぁ、、ここの味。。



 



~サラバナバワンでマドラスミールス?~

 

昨日の大仕事に続き、
郵便局で荷物をおくる手続きまでも大事な仕事。

完璧に詰め込んだ中の荷物をざっくりチェックされ、
荷物を布で縫っていきます。

 

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何もしゃべらずに縫ってくれれば早くて20分。
でもそんなことはなくて、次から次へとくるお客がしゃべりかけてくるのに手が止まる止まる、、。
途中でどっか行くこともあったり電話がかかってきたりといろいろあるので、とにかく時間に余裕をもって行きましょう。
僕らは僕らでいつも外でチャイを飲んだり、記念切手を見たりと過ごしております。。

 
 

一仕事終え、
もう一つの今日のイベント。

年末に新丸子にあるマドラスミールスのお店に伺った時に、
「1月はお店を閉めて南インドに行く」といっていたので、
もし逢えたらチェンナイで、、、なんて日本で軽い約束をしていました。



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お互い買い物や用事もあってゆっくりお話する時間はなかったけど、
短い時間だけでもお会いできてよかった。。
原さん、アリさん、ありがとうございました。






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かれこれ長い付き合いのサラバナバワンはいつ行っても安定した味でした。
そしてまかない中のスタッフのみなさんが「ここの味はスーパルスーパル!」と
ご飯をかきこみながら笑顔で言ってたのが可愛らしかった。

 

 夜行バスでチェンナイの南、
マドゥライへ向かいます。
 


チェンナイの食べ歩きは後程、しっかりアップする予定です。
(おいしい店に出会えたら、、の話ですが)

 



~チェンナイはいつも忙しい~

 

チェンナイに到着して宿をとる。
ここ最近泊まった宿の中では一番いい感じ。
それは一番高級、というわけではなくて、、、

・値段が安い。
(よくインドに行くので宿代は大重要です。特別な場合を除いては。)
・部屋が汚くない。
(ここのニュアンスポイントです)
・そうじがされている。
(古い宿でも綺麗にしているほうがいい)
・洗濯をする環境がいい。
(屋上に干すところがあって、すぐ乾く環境。移動が多い僕らは洗濯のタイミングをよく話し合います。)
・スタッフがいい。
(やっぱり人は大事です。)
・宿泊客が多い。
(忙しいところは各スタッフも多く、テキパキしている印象。部屋が回転しているのはいいことだと思う。)
・宿の周りの環境
(小っちゃくても商店があって、ネットショップなどあると特にいい。でもなにより、毎朝、毎夜にふらっといけるおいしいチャイ屋があるのが一番うれしいかなぁ、、)


それと今回の宿はエレベーターがあるから、
スーツケース2つ、60リットルのバックパック2つの僕たちにとっては小さな喜び。
そして荷物を送るために郵便局によくいくので、これまた助かる。。


そんなわけで、
洗濯を済ませてから食器を買いにサラバナストアへ。
これがいつも大仕事なんです。



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写真では伝わりませんが、(特に夕方には)ティーナガルのマンバラム駅周辺はとにかく人が多い。。
食器やサリーやジュエリーを買いに平日からたくさんの人。。

僕らのひいきはやっぱりサラバナストア。
商品の量が多いのと、テキパキしているスタッフが好き。




 

でも一番困るのは暑さ、というか熱気。
クーラーはもちろんなく扇風機。
それはいいけどとにかく物もスタッフも、
そしてなにより(特に1階のステンレス食器売り場は)お客も多いので、
ごった返した店内ではフラフラしてくる。

前回行った猛暑の4月の時には、2人も酸欠気味。
(猛暑の時期、しかも週末の人が多い日に、4、5時間くらい店内で必死に探してたのも悪かったんですけど、、)

たくさん買うので、この時ばかりは特に仕事モードで乗り切ります。


ほぼ1日使って店用のターリー皿やカトリやその他もろもろ、
そして物販用の食器や雑貨の買い付け終了。


そのあと本屋を2件はしごして、本もたくさん購入。


宿に帰って商品の写真撮って、
値段も記録してから40kg分の荷物の荷造り。

新聞紙やプチプチで梱包して、
重さに気を遣いながら箱詰めして。

狭い宿はダンボールやら、
新聞やらビニール袋やらでとっちらかりながらも深夜まで作業が続きました、、、。


あー、チェンナイはいつも忙しい。。。

 


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サラバナストアの近くにあったスタンドコーヒー。
クンバーコナムの豆って言ってたけどプランテーションがあるイメージがないけどなぁ、、
なんて思いながらも飲んでみた。
新鮮な豆の味がおいしくて、パッケージもまた素敵だったから思わず購入。

 

 

 
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