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店主がマイペースに書く、カレーとインドとその他のこと。
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すてきな本が届きました。

「カレーの教科書」


カレー作りに関して、
とことんまで掘り下げていて、
かなり熱のこもった本です。


水野さん、
ありがとうございました!


カレーを作り始めた当初、
いろんなことがわからなくて、
うまくいかなくて、
苦しかったときに、
この本があればなぁ、、なんて思いました。


家でのカレー作りでつまずいてる方や、
これからカレー屋を目指す方に、
特におすすめですよ!


そして、
自分自身のカレー作りにも
生かしていきたいです。





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■■■  砂の岬トップページは → こちら                 ■■■

 
 

 
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毎回インドの旅では野菜のカレーの次に、
魚やエビのカレーをよく食べます。
 

今回の旅は、
インドの東海岸をコルカタから南下し、
マドゥライまで10の都市や町を訪れました。



南インドで魚介系のカレーというと
真っ先にケララ州が浮かびますが、
ベンガル湾に接する、アーンドラプラデシュ州や
タミルナード州の魚介系も、
自分好みのテイストで好きなんです。




新メニューは、
ベンガルやオリッサテイストのマスタードを利かせた
魚介系のカレーにしようかなぁなんて思っていたのですが、

ハイデラバードで食べたカレーの味が
自分にとっては初体験の味でおいしかったので、
それを目指して作りました。



グレイビーには、
ココナッツを細かく削ったもの、粗く削ったもの、
そして、ココナッツミルクというように
ココナッツをふんだんに使っています。

そこにミントのみじん切りを入れ、
最後にごま油の香りもプラスします。


 

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 アーンドラプラデシュ州、ハイダラバードのレストランにて。
 フレッシュミントとコリアンダー、
 そして口に残る削ったココナッツがポイントでした。
 少ない種類のスパイスで仕上げてある(と思われる)ので、
 エビもしっかりと目立っていて美味。
 *royyaluとはエビのこと。

 
   

 



ここ最近は、


物販をディスプレイする棚を作ったり、




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料理をお待ちの間に読んでいただけるように、
小さな本棚も作りました。

インドの絵本や旅雑誌を中心に置いています。


そして、
本が長持ちするようにブックフィルムをつけたりと、、
(図書館の本についてるアレですね、意外と時間がかかります)



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そんな日々です。






相変わらずスローペースですが、
オープンまでもう少しお待ちください。



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コーチンのお気に入りのカフェのロフトにはいつも猫がいて、
それはそれはスローな空気感。
将来、砂の岬にも猫が住むことになるかもね。





 



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食べ物とサリーと建物と、、、この写真に写るすべての色が生きている。

この景色が目に入った瞬間、僕はいつものように奥へ奥へ向かっている。



「市場があれば国家は不要」

藤原新也さんが放った好きな言葉を思い出した。











砂の岬がオープンしてからのお付き合い、
久保田さんに誘われて、年末以来のドラスミールス
そして、スタッフのみなさんとはインドでお会いしてからも久しぶりの再会。


今年に入っての初ミールスをいただきました。
相変わらずおいしくて、久しぶりに食が進みました。


サンバルにはインドからこっそり?持ってかえってきたドラムスティックも入っていて、
味はもちろん、食感も楽しみました。


店で出す予定の初夏のミールスに向けて、
再びテンションが上がってきましたよ。






シェフのアリさんと料理の話をしている中で、
カレーリーフの話になりました。

僕自身、南インドに行くたびに毎回行事でカレーリーフを持って帰ってくるのですが、
今回は水分が少し残っていたせいか、日本で見たら腐っていました。

その話をしたら、
貴重なカレーリーフを分けていただきました。嬉しい!





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きれいな色。大切に使わせてまらいます。





店で育ててる生のカレーリーフはたったの4鉢で、
すべの料理に生の葉を使うことができません。

もう少し苗を増やしながらも、
沖縄などから本格的に仕入れたい。

メインのカレーにはもちろんですが、
シンプルなポリヤル、サンバルやラッサムに対しては特に、
カレーリーフの香りが左右しますから。




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地の市場でカレーリーフを見ると、いまだにすぐ触りたくなってしまう。
なんでだろう、、この感覚。。






カレーリーフとは長い付き合いになりそうですね。





最近、チャパティやプーリーよく作っています。

春のミールスに向けての試作です。
(&自分が食べたいので)

砂の岬のカレーはタンドールを使ったナンやロティよりも、
ご飯やプーリーのほうがよく合うんですね。

 

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エベレストトレッキングにて。
寒い朝、ロッジの暖炉で体を温めながら宿主が作るご飯を見るのは最高の時間。
少ないまきで自在に火力を調節するのはさすが。

 
 


毎朝のように食べたチャパティ。
トレッキング中、朝に食べるチャパティはサブジやダールに合わせるよりも、
スクランブルエッグやバターやはちみつと。

都会的な柔らかくて、ソフトな質感というよりは、
力強くて、ドライでハードな食べごたえ。

今日一日、山を歩く力になるように、
たっぷりのミルクティーと一緒に最後は胃の中に流し込みます。

 

冬になるとこなものが食べたくなるのは、
やっぱりヒマラヤのせいかもしれません。

 
 

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こんな部屋で食べるご飯は、なんでも美味いにきまってる。
思い出すだけで、身体がうずうずしてきます。

 


 





一年中スパイスを浴び続けている僕としては、
本当にうれしい手作りの料理。




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普段自分では食べれない素材が
わんさか登場した創作料理の数々は、
ツムギヤの仕業。


前菜からデザートまで、
味のある器とともに、
楽しくて美味しくて、、。



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長い付き合いだけど、
初めて見る二人の作業風景。


後姿がかっこよくて、
しばらく見てしまった。






マツウラ君、カネコ君、ミスミさん、、、

素敵な時間と心からのおもてなし、
本当にありがとう!!



 

思い返せば早10年。

彼が移動販売を始めた時に、
僕は料理の道に入った。

彼が東南アジアの料理からインド料理にシフトチェンジしたころ、
僕も無国籍料理からインド料理に変わっていた。

僕が長期インドへ旅立った後、
彼もインドへ旅たった。

僕が移動販売を始めた同じころ、
彼も再び移動販売を始めた。

僕が運よくお店を持ってから約2年、
待ちに待った彼のお店。

いつの時代も
カレーに魅せられて、
共に切磋琢磨してきた友人に、
心からおめでとうを!



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ベースの内装はほぼ出来ていた。
鼻につく塗料のにおいが懐かしかった。




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正月返上で作業していたヤマト君。
ペンキ塗りは順調に進んでるように見えた。

後光が差して、プジャしてるみたいだよ。



早ければ1月末にはオープン予定らしいので、
ブログをチェックしてみてください。


それと、、
もし1月、2月に砂の岬に行こうと思っていたお客様、
是非、シバカリーワラへ!



 



明けましておめでとうございます。




営業を終えてから、なんやかんやでもう1月3日。
インド行きの準備もほぼ出来上がってきました。

それ以外に、
店内の大掃除、
植木の手入れ、
確定申告(これが大変、、)などなど、、

やることは尽きませんね。




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自分の背丈をはるかに超えてしまったゴムの木。
インドに行っている約1ヶ月の間は寒さ対策で店内に。




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毎回沢山の雑貨や食器を買ってきます。
インドのダンボールは質が悪いので、
日本から大小選りすぐりのダンボールを持参。
荷物になるけど、我慢です。





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自分たちへのご褒美に、年末のシメにカレー。
本当においしかったぁ、、マドラスミールス
チェンナイでまたお会いしましょう!




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年越しはカレーじゃなくてやっぱり蕎麦。
昨年に引き続き、シラカメの蕎麦!
やっぱ美味かったぁ。





てなわけで、

今年もよろしくお願いします。


 

フィッシュピクルス
 


スパイスと酢でマリネした保存食のピクルス(ピックル)は
インド各地で食べることができますが、
クリスチャンが多いケララ州では通常のマンゴーやライムや野菜のピクルスに加え、
チキンやビーフやフィッシュのピクルスまであります。



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南インドでミールスを食べ終わる前のしめに、
ご飯とヨーグルトとピクルスを混ぜて食べるのが僕の中では定番です。



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スパイスを効かせた酸味あるマサラに魚を漬けこんで作るフィッシュピクルス。
魚はもちろん、オイルやスパイスまで味わい深く、お酒もご飯も進む味わいです。





コサンマリ



レストランでなにげなく口にした時、
その優しくて滋味深い味わいにグッときてしまいました。



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田舎のおばあちゃんがささっと作ったようなビジュアルと
シンプルだけど素材の味がするこのスープ、
ご飯はもちろん米粉で作る麺、イディヤパムとの相性も抜群でした。





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ペースト状にしたナスとジャガイモにスパイスを合わせて作るチェティナードスタイルのスープ。スパイスを効かせたノンベジ主流のチェティナードにおいて、ほっこりするベジの一品です。
砂の岬では夏仕様に冷製スープとしてお出しします。






 

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