店主がマイペースに書く、カレーとインドとその他のこと。
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ディナータイムにダルバートを始めてから
もうすぐ2か月になります。
予想以上に食べていただけて嬉しいです。
ありがとうございます。
ダルバート期間は残り3週間、
せっかくなのでダルバートのことを少しばかり。。
砂の岬でお出ししているダルバートは、
日本の他のネパール料理屋さんのダルバートより
味付けや組み合わせがシンプルな気がしています。
日本のネパール料理屋さんでは、
チキンカレーやマトンカレーが付いたノンベジが主流で、
ダールはもちろんのこと、
タルカリが2種で、
サグがなかったり、
アチャールの代わりに、
サラダがついていたり、、。
お店によって個性があります。
シェフの方の出身地や民族によっても違います。
ナンがついていたりと、
まったく日本向けにアレンジした、
インドカレーのようなものまでありました。
初めてネパールで食べてから、
いつか日本でやりたいとずっと思っていたので、
たまに現地のレシピをベースに試作をするのですが、
どうも納得がいかないことが多く、
出口の見つからないまま時間が過ぎていきました。
今回の旅でもまた、
現地の同じ食堂でダルバートの仕込みを見せてもらい、
気づいたことがありました。
それは、
前回、前々回と全く変わっていなかったこと
だったのです。
使うスパイスや素材を入れていく順番、
そしてもちろん味も、、。
僕が食べてきた、見てきた、ネパールのダルバートでは、
4~6種類のスパイスしか使いません。
それでも日本で自分で作っていると、
もう少し複雑にしたくなり、
スパイスやその他素材を足してしまうことが多かったのですが、
それをやめて、
素直な味をイメージすることにしました。
とにかく理想の味にするために、
スパイスを使いすぎず、入れすぎず、
使う場所やタイミングをしっかり意識して、
味の方向性がぶれないように心がけるようにしました。
スパイス使いに関してはとにかく、
「我慢すること」
「止め時」
を意識することで、
理想の味に近づいていきました。
お皿の上の各カレーやお惣菜たちが集まることで、
1つの大きな「味」になるようなイメージで作っています。
トレッキング中に食べた山小屋の素朴なダルバートや、
街中の食堂で食べたシンプルながら奥行きのあるダルバート。
旅する中で出会ったそれぞれの味や雰囲気を、
お皿の上から少しだけでも感じていただければ幸せです。
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